東北石巻から「人」を育てる -地域、企業、地元団体との共同実践プロジェクト報告‐

 

2011年の東北大震災から早6年。甚大な被害があった宮城県石巻では着々と復興が進み、街の景観を取り戻しつつあるが、家族を失った人へのケア等まだ課題は多い。そのような中、2016年11月より「被災地」を脱し、新たな人と人との関わり合いを築く「人」を育てるべく、東北指導者養成講座が開始された。未来の地域を支える子どもたちの主体性、創造性を育むべく開催された石巻での2回の実習では、地元の企業、保育園、そこに住まう人々との交流が生まれ、地域に根ざした共同実践の可能性が模索された。今後の展望、そして東北のこれからを報告する。

 

【詳細】

日時:2017年 9月9日(土)

時間:14時30分‐16時30分(開場14:15)

場所:国立近代美術館講堂

参加費:1500円(会員1000円)

報告者:太田美智子(ソーシャル・アカデミー寺子屋事務局長)、石井希代子(イタリア幼児教育実践家)

まとめ:佐藤学(学習院大学教授)

主催:NPO法人子ども教育立国プラットフォーム

プログラム

ご挨拶

報告1 太田美智子

報告総括 石井希代子

まとめ 佐藤学

質疑応答・対話の時間

 

登壇者

太田美智子

ソーシャル・アカデミー寺子屋事務局長。2011年4月に発足した「東日本大震災圏域創生NPOセンター」を前身とし、2016年4月にソーシャル・アカデミー寺子屋に名称改名する。東日本大震災後、被災者が自立的・共同的に運営する避難所のユニークなあり方が注目される。現在、石巻、大崎両市に拠点を構え、石巻市山下町2丁目の「いしのまき寺子屋」では放課後児童クラブを開設する。被災地のこれからを支える子どもたちを支えるべく、子どもたちが投げかけてくれたことをどう生かすか考えるプログラムを模索中。

 

石井希代子

カラー&イメージ コンサルタントとして資生堂の特別講座講師、色彩心理学や発達心理学を学び、子どもの自由な創造表現空間『アトリエ・エンジェル』主催を経て、2002年渡伊。レッジョ・エミリア市の共同性や教育哲学を4年間かけて滞在研究。レッジョ・エミリア教育アプローチに関する講座・講演を大学・自治体等で展開中。

 

まとめ

佐藤学

1951年広島生まれ。学習院大学文学部教授、東京大学名誉教授。教育学博士(東京大学)。日本教育学会前会長。主な著書に『カリキュラムの批評―公共性の再構築へ』(世織書房 1996年)、『教育改革をデザインする』(岩波書店 1999年)、『学びから逃走する子どもたち』(岩波書店 1999年)『学校改革の哲学』(東京大学出版会 2012年)など多数。共著、編集に『子どもたちの想像力を育む―アート教育の思想と実践』(東京大学出版会 2003年)、監修に『驚くべき学びの世界 レッジョ・エミリアの幼児教育』(ワタリウム美術館編 東京カレンダー 2011年)など多数。

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