レッジョ・エミリア現地研修2019春
2019年5月15日(水)-21日(火) 定員:18名 最小催行人数10名 ※日伊通訳あり
テーマ
・地域とのつながりと関わり合い
・レッジョ市内で広がる教育のネットワーク
4月20日(土)事前研修 13時-17時 都内開催(ネット参加可能)
5月15(水)レッジョ現地入り
5月16(木)ローリス・マラグッツィセンター一日研修、ドキュメンテーションセンター、
アトリエ(デジタル、自然、光)視察、ワークショップ@光のアトリエ 夜:シェアタイム
5月17日(金)市立提携園視察(子どもがいる時間帯)、ミラノでのプログラム、ミラノレミダ
5月18日(土)市民による聴き語りイベントレッジョ・ナラ視察 ※通訳付きツアーを2つ準備
5月19日(日)レッジョ・ナラ視察、子どもが市立に通う/通っていた保護者の方の話
5月20日(月)市立提携園視察(子どもがいる時間帯)、教会系幼稚園視察、
日本文化を紹介するワークショップ実施、幼児教育関係者との座談会、夜:シェアタイム
5月21日(火)ミラノ中央駅12時解散 直行便の場合帰国は22日(水)
7月7日(日) 事後研修 13時-16時 都内開催(ネット参加可能)
-----
参加料金:248,000円
主催:NPO法人子ども教育立国プラットフォーム
コーディネート:石井希代子(石井先生には研修に同行いただき、レッジョ現地でご一緒します)
※研修参加費、ワークショップ参加費、コーディネート費、現地移動費、通訳費、食事(昼2回、夜3回)、事前事後研修費含む。(事前事後研修はオンラインでの参加可能)
※航空券、宿泊費は含みません。
※現地視察参加者の方にはNPO法人の会員様になっていただいており、別途一般会員10,000円か正会員20,000円がご参加者1名ごとにかかります。
※部分参加は承っておりません
※プログラムは現地と調整の上多少変更する可能性がございます
視察のポイント
①レッジョ・ナラ -市民による聴き語りイベント-
今年で13年目を迎える市民による聴き語りのイベント、レッジョ・ナラ。毎年アップデートされていくレッジョ・ナラを通じ、レッジョ市民がどのように街との関係性を持っているかをじかに感じます。
②様々な運営形態の幼児教育施設視察
レッジョの幼児教育施設の中でも、レッジョ・チルドレン直轄の園、他団体が協同しながら運営する園など様々な園があります。今回の視察は、「レッジョを視察して、日本の教育の現場に還元する」ことに重きを置き、様々な運営形態を比較できるプログラムになります。
③地域で協同している施設視察と派生する施設の見学
子どもたちの表現活動に用いる素材を幼児教育現場に提供する「REMIDA(レミダ)」など、レッジョの幼児教育は地域の施設との関わり、循環によって成り立っています。レッジョでの試みは、世界中に伝播し新たな試みが生まれていますが、今回はミラノ市での広がりについて視察します。
④ローリス・マラグッツィ・センター内での研修
ローリス・マラグッツィ・センターには毎日世界中から教育関係者が研修に訪れます。レッジョ・アプローチの教育哲学、歴史的概要、幼児施設についての詳細を知るとともに、実際にアトリエ内でワークショップを体験し実践的に学びます。また、センター内にあるドキュメンテーションセンターでは、60年代からの園での実践がアーカイブされた膨大なドキュメンテーションが閲覧可能です。
⑤保護者の方との座談会
レッジョ市立の園に子どもが通っている/通っていた保護者の視点からレッジョ・エミリア・アプローチについて、幼児教育施設、また子どもたちがどのように成長しているか等を語ってもらいます。
⑥教育関係者との座談会 ※予定
レッジョ市内の園を運営するペダゴジスタからどのような教育的指針をもって園を運営しているかお話を聞きます。
⑦イタリアの子どもたちへ日本文化を伝えるワークショップ開催
研修では「参加者が」レッジョの園(教会系※市立園ではない)で子どもたちに日本文化を伝えるワークショップを開催します。ワークショップ開催を通じて、日本人間の交流を深めるとともに、イタリアから学ぶだけではなく、日本から何を還元できるか考える機会を共有します。
⑧レッジョ・エミリア市内散策
レッジョ市内を散策し、歴史的背景を実感すると共に、街ぐるみでの教育の在り方を考えます。
⑨素晴らしい通訳さんたち
海外研修の充実度は通訳のレベルによって左右されるといっても過言ないですが、レッジョ市在住の日本人通訳の方々に通訳をお願いしています。素晴らしい通訳の中で、学びを深めていただけます。
下記写真 2018年レッジョ・エミリア現地研修の様子とミラノレミダ ※当サイト画像の無許可のご使用はご遠慮ください。